2012年7月26日木曜日

寒冷紗の活躍

日に日に最高気温が上昇してきています。
本日の予想は35度!
墳丘上の作業区域は、撮影のために樹木を伐開してしまったので日陰がありません。園芸用の寒冷紗を張って日差しを遮ります。これで約60%の陽光が軽減されます。

調査区がだんだん深くなってきました。
日差しは寒冷紗で和らぎますが、調査区内はほぼ無風なので汗が噴き出します。 

埋め戻しの土には大量の石が混ざっています。
これらの平板状のものは、石槨の構成材だったと思われます。


いくつかの石の表面には鮮やかな赤色顔料が残っています。
昭和48年の調査当時の石槨内の様子。黄泉の世界は実は赤かった?!
土嚢が日に日に増加し、墳丘上のスペースはそろそろ限界です。
計算上では3000個に達しているものと思われます。

埋め戻された土には当時のゴミも混ざっていました。
何か事情があったのでしょうが、たいへん残念なことです。(手前)

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