2012年10月10日水曜日

作業状況

朝夕はすっかり涼しくなりましたが、日中の気温はまだ25度以上になります。
油断していると大量の蚊に刺されますので、まだまだ蚊取り線香と虫除けスプレーは欠かせません。秋めいてきてから、蚊に加えてブヨや吸血アブ、さらにスズメバチの姿も多く見かけるようになってきたので、気が抜けない毎日です。
 
毎朝最低でもこれだけの蚊取り線香を用意します。赤いものは屋外専用の蚊取りで、厚みが普通の2倍ほどあるので煙も2倍出ます。もちろん、室内での利用は出来ません。

写真撮影のため、現場説明会で使ったビティ足場を1ユニット2段分組み立てて使っています。

調査区壁面の分層作業が開始されました。版築状の堆積なので、分層もかなり細かくなっていますが、墳丘そのものの構築方法解明にもかかわる重要な作業です。

いわゆる小石室の範囲の一部が確定されたようです。

墳丘南側斜面の葺き石の様子。人頭大の河原石や大きな腐り礫をまじえ、チャートの切石がきっちりとはめ込まれています。また、大きな石の隙間には小さめの礫がねじ込まれるように詰め込まれている様子がわかります。横長に配置された大きめの石が並ぶ下辺は、墳丘2段目の基底石であるとのことです。

細かな測量も含め、各作業が順調に進んでいます。

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