2012年9月12日水曜日

調査トレンチ

石槨内部の精査と同時に、周辺に設置した調査用トレンチの掘削も進んでいます。

東側に延びるトレンチは幅50センチしか掘削が許されませんでしたが、天井石を覆う封印粘土と周辺の砕石(チャート)との関係を知る上でたいへん重要な発見がありました。
画像でわかるように、この部分に使われた砕石は見事に規格化された大きさをしており、各石材に対する並々ならぬこだわりが見られます。

一方南斜面でもトレンチの掘削を開始。大きな木が中央にあるため、根っことの戦いが続きます。

連日大勢の見学客(参詣者?)が来られますが、今日は赤塚さん率いる団体御一行様の訪問です。

日中の最高気温はまだ30度にも達しますが、季節は確実に秋を迎えつつあるようです。森のあちこちには美味しそうなキノコが出現していますが、安易に食べるわけにはいきません。

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