実に畏れ多いことです。
昭和の調査で粘土床の断ち割られた部分を特定し、再発掘しました。 移植ごての幅ほどしかないような、極めて細いトレンチです。 当初は1カ所のみと思われたトレンチですが、東と西に2カ所設置されていたことが判明しました。 |
粘土床直下の礫床部分が見えています |
コンパクトデジタルカメラならではの技。 細い細いトレンチに差し込んで、礫床の様子を撮影してみました。 |
粘土床端部の厚さと礫床の関係がわかります |
東奥の一枚岩を再撮影。石の表面が白っぽく見えるのは塩分が結晶化したもの。 脇の礫床にも赤色顔料がみられます。 |
東小口の石積みの様子 |
東南角 |
東小口上半。一部の石は天井石の重みで砕けています。 天井石には顔料が見られません。 |
北東角下半 |
北東角上半。砕けた石の様子がよくわかります。 |
南東角下半。礫床と一枚岩と粘土床、他の石材の関係がよくわかります。 |
赤塚さん、堀木さんが来られ、鈴木さんとともに天井石の石材について検討されております。 |
粘土床立ち割のトレンチが極めて細いので、床に寝そべっての作業を余儀なくされております。 |
おまけの画像:しめじのやうではあるが・・・ この現場には古墳博士や地層博士、石博士や顔料博士らはしきりに来られますが、キノコ博士は居られないようです。 |
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