東之宮古墳発掘調査作業日記
2012年9月19日水曜日
土嚢世界ふたたび
今回の調査後は、石槨内部に真砂土(
まさど=花崗岩が風化して砂状になった土壌のこと)
を充填して埋め戻すことが決まっています。
下の現場事務所脇に搬入された真砂土を土嚢に詰め、山上の古墳に運搬せねばなりません。計算上では600個以上になるので、また当分土嚢との格闘になります。
雨で湿った真砂土は腰が抜けるほど重いのであります。
南側のトレンチ下半の様子
基本的には葺石として用いられた石材がほとんどですが、上面は墳丘上部からの転落石で覆われているので、このような複雑な状況になっています。
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