2012年8月6日月曜日

大雷雨!

午前中から蒸し暑く、雲の動き方と湧き上がり方がおかしいと感じていましたが、午後になって雷鳴が聞こえてきました。台風の影響かもしれません。
雲の様子を見ながら作業を進めていましたが、突如雷雨になりました。
その様子は凄まじく、慌ててブルーシートで調査区を養生し、東之宮神社の拝殿に全員避難しましたが、1時間余りのうちに至近距離に何度も落雷。
雷鳴と稲妻が走り、風雨が逆巻き、屋根こそありますが周囲の開放された拝殿に居ても全身濡れてしまいます。気温も下がり、風に当たっていると少し肌寒いほどでした。
これは「夕立」と呼ぶような風流なものではなく、まさにスコールとかゲリラ豪雨とでも呼ぶべき激しい気象現象ですが、 地球温暖化が影響しているのでしょうか?
夕方までに雷雲は消滅しましたが、今後もこのような天気の急変に対応できるような対策を講じなくてはなりません。
 
昨日の雷雨で湿った墳丘下の作業場(土篩い場)の様子。

調査区を覆うブルーシートにはかなりの水が溜まっていましたが、内部にも敷いてあったので調査面への影響はありませんでした。

調査区東半の様子。白く覆われた部分には復元された封印粘土が露出しています。
土のある部分はセクションベルトの名残りです。

調査区西端には、昭和48年の調査で使用された測量杭が石積みで囲われて残されていました。
東端にも同様の杭(コンクリート製)が残されており、当時の図面の中心線が判明しました。

雷雨にけぶる犬山城の様子は、まさに三峡から眺める白帝城を彷彿とさせます。

現場から下山する頃には虹が出ていました。

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